習慣化の日数は"平均"66日である

習慣にしたいことがある

という時に、

よく耳にする習慣化の日数は、

21日といわれてきた。

 

しかし最近では

習慣化の本当の日数は、

平均66日だそうだ。

 

なぜ?21日じゃなかったの?

と思うかもしれないが、

どうやら誤解があったようだ。

 

そもそも21日

という神話を創り出したのは、

 

形成外科学のある医師が

手足の切断手術を受けた患者に対して

それに慣れるまでの日数は21日である

という事が判明したとのこと。

 

ん…?

慣れるまで日数

という切り口で言えばわからなくはないが、

ニュアンスが違うような気もします。

 

傷みに慣れることと、

努力によって慣れることは、

別物だからだ。

 

実際、努力という意味での実験を

12週間行ったそうだ。

飲み食いなど

朝昼晩に掛けて続けてもらう形だ。

 

その結果、習慣化にはバラつきがあり、

18日〜254日であった。

その平均日数が66日というわけだ。

 

簡単な経験であれば

21日かもしれないし、

難しい経験であれば

200日は掛かるかもしれない。

 

ここで大事なのは、

1日途切れた程度では

習慣化は途切れないという事だ。

 

そして幾分経験したものであれば、

次回始める時の心理ハードルは

かなり下がるモノだともわかっている。

 

一度身につけるのが

最初は続けるのが難しくとも、

辞めたとしても簡単に抜けない。

 

そこはとても安心できる材料なのかもしれない。